高遊外売茶翁はご存じでしょうか?
江戸中期、京都で高僧でありながら自ら僧籍を離れ、茶を売り商売をして、布施ではなく糧を得て禅を説くことをしていました。
茶道具を荷って人々が多く集まる場所で、茶店を開き、煎茶をふるまいながら、禅を説く。店頭に「黄金百鎰より半文銭まではくれ次第、ただ呑みも勝手ただよりは負け申さず」と掲げ、茶代は客の入れるにまかせ、身分の差別なく、禅を説きながら茶を施していたそうです。
以前NHKで、江戸期の代表する画家「伊藤若冲」の番組があり、そのなかで売茶翁と若冲の関りも紹介されてましたね。
あるお客様が、おおつか茶舗はいろんな方が集まる、売茶翁の茶店みたいですね、と仰って下さいました。嬉しいですね。お茶を介して、いろんな方と交流できる場であることに感謝です。
お茶会のご案内から、早速ご予約を頂戴しております。
定員4名様ということで、満席になった日もあります。ご予約はお早めに。空き席状況は「アクセス」の「スケジュール」で公開しております。