雲南

先日、中国人の友人(吉林省出身)からお茶を頂戴しました。
彼女が結婚した時に(11年前)、ご実家のお母さまから持たされたお茶だそうです。そんな貴重なお茶を頂けないと、お断りしたのですが、自宅ではお茶はあまり飲まないとのことで、ありがたく頂戴しました。中国では結婚の時にお茶をもって嫁ぐとは、聞いていましたが。
お茶の木は、場所を変えると、上手く植わらないらしく、結婚し新たな場所で根ずく願いから、お茶を持って嫁ぐとか。なかなか良い話です。
日本人のご主人からは、「そんな古いお茶を差し上げるのは失礼ではないか?」と、注意されたとか。そうなんですね、一般的に日本では、一年以上経ったお茶は、美味しくないと思われますし、実際飲みませんね。
でもプーアール茶は年数が経ったものを貴重としますね。さて、このお茶は「雲南西双版納易武」とあります。ただ製茶された年がわかりませんが、彼女が結婚してから11年との事なので、11年は経っています。(笑)どうも、生茶のようですが、11年経過したものは荒さもなく、まろかやな味わいになっていました。美味しいです。機会があれば、彼女にも飲んでもらうつもりです。